【よんどめの!ACLたびにっき。】ホーチミンへ戻るのです…!広州遠征最後の日のはなし。

⇒試合の話からの続き。

■10/3(木)。



ああ…さわやかな朝だなぁ…。
ACL準決勝で敗退した次の朝とは思えないなぁ…(自分を苦しめ中)

今回の遠征中はとりあえず天気がよすぎるぐらいによかったので、
とっても救われていた気がしますよー。


あ、ちなみに今回のお部屋。


寝相が悪いのでぐっちゃぐちゃですが、広くて駅近くて便利で安かったので大満足でした。
広州遠征で安くあげたかったらぜひどうぞ。
ここ。⇒Spring Time Hotel Tianhe(广州春天里精品酒店)

一部屋に一台wifiあるっぽいし仕事もできました。机は狭かったけど。


あ、ちなみにこのホテル、


トイレもシャワーもどうしてここまでというレベルにガラス張りです。
要は全開!!

※ひとりだったら解放感に浸ってもよいと思いますが、
お友達と泊るときなどはブラインドを下ろしてご利用ください。


  
そして初日にゲットしたおつまみザーサイが余ってたので、
朝ごはんがまさかのザーサイ…!

でもこの四川の辛いザーサイ大好きなのわたし!いつも買ってるのわたし!
キャピキャピ!

どうでもいいけどこれ、知らない漢字+中国語が読めないので、
【ゆめとち】って勝手に読んでるのですがほんとはなんて読むんでしょう。

知らないまま人に言っちゃいそうだヤダ怖ーい。ユメトチ!



さて、チェックアウトして空港に向かいます――ん。

確か15時とかのホーチミン行きのベトナム航空の便なので、わりとのんびり。
お昼は市内でその辺のとこで食べたいなー。ローカル食堂大好き!



そのへんの道端にあったうすよごれた乗りもの。
何が【OK】なのでしょうね!ウフフ!



そしてそのへんの食堂に入ります~。

ちなみにこのとき、例の鉛のようなPCセットを背負ってたのですが、
席についておろすぞーってしたときに、背負うベルトのところに引っかかってた右手の親指が
あまりの重さで変な方向に持ってかれて、


【…ボキッ!】


ってめっちゃ嫌な音がして、
なんつーのうまく言えないんだけど関節っぽい音(語彙なし)がして、
もうその瞬間全然動かせないし息止まりそうなくらいに超痛くて、
気付いたらどんどん腫れてきて、


…ひいいいぃいいいぃぃぃぃ!!!


あ、あたしとうとうやっちまっただ…!

絵描き唯一の商売道具の右手の!親指の!
なにこれ!脱臼?骨折?捻挫?的な?
生まれてこのかたそういった類の怪我したことないから全然わかんないけど、
うわあああたぶんそれだ…っつーかどれかだきっと!

わあああ!このままでは明日からご飯の食い上げになってしまう!
どうしよう!
っていうか親指負傷ではこれから運ばれてくるご飯がまず食べられない!
どどどどどどーーどうしよう!!

…ひとしきりパニくって、でも冷静にピーマンと何とかの麺を頼みました。

(食欲だいじ。)



(そのときのメニュー。おおすぎだ!)


頼みつつも、頭の中ではじんじん痛む右手の親指(軟弱者)のことで頭がいっぱい。


も…もしなにがしかの負傷だったらわたし…
この先どうしたら…!

しかも鉛のようなPCセットのせいでひとりで広州の食堂で負傷したとか
何ひとつモテる要素がない…!

「広州の悲劇」どころか「天河の呪い」だよどうすんのこれ…!


あわわわ…


あわわ…



あ、


いただきまーす!!!
(食欲だいじ。)

普通においしかったです!これでもかってほどにピーマン。

右手が痛すぎて使えなかったので、左手でお箸もって食べました。
まじ、ちょうゆっくり。

こんな感じの早食い防止の左手でお箸使うダイエット法、
むかしやったことあったな…モグモグ…。おいしいな…。

ああ、あのときのダイエットのおかげで広州でご飯食べれてるんだな…モグモグ。

モグ…。



はい、ごちそうさまー!!
完食!!
(食欲、だいじ。)


そして左手を駆使して食べた結果、
食事が終わるころには痛かった右手もちょっとだけだけど落ち着いてきて、

お、どうやら折れてはいないぞ…!(※折ったことないので勘)
すごい痛いけど力は入るから、脱臼的なあれでもなさそうだな(※脱臼したことないので勘)
うーん、やっぱただの捻挫っぽいな~(※捻挫したことないので勘)

というわけで、結論としては、症状の名前はともかく、
「痛いのしばらくがまんしたら明日からも働ける!」ということになりました。

ほんと安心したーー!!!


って

遠征全然関係ねぇーーー!!!!


ほんとすいません。
でも話したかったの。なんか。すっげー痛かったから!

ちなみに腫れはしばらくして引いたので病院とか全然行きませんでしたが、
しばらくはずっと力入れると痛くて、2ヶ月くらいたって最近やっと痛くなくなりました。
症状、なんだったんだろう。
ほんとこええ…大事に至らなくてほんとよかった。

みなさまも日常に潜む何気ない怪我には注意ですよ!

人生はいつ何時、足にオーデコロンの瓶が落ちてくるかだってわからないのです。
そのくらいの注意力で生きていかねばと思いました。

(何が何だかだよもう)



で、ご飯を無事に食べたので、そのまま地下鉄に乗って、
空港に向かいましたとさ~。


パキスタン人の気のいいおにいさんに何度も遭遇して話したり、
サロンパスのような味の歯磨きセットを入手したり、
楽しかったです。空港。すっごい広いしきれい。


で、中に入って搭乗口に向かってたら、わたしのベトナム航空の便の搭乗口の隣が
まさかのレイソルご一行様が日本に帰るJALの搭乗口
だったので、超ぎゃっふん。

…というかこの時の自分、広州でもはや誰にも会わないつもりだったので、
完全に雰囲気が人としてアウトな感じだったんですよね。
気分的には地元のコンビに行くときくらいのうつろな目ですよ。髪ボッサボサ。
広州暑くて化粧ドロドロ。
これでジャージかなんか着てたらここ板橋かとみまごうわ~。みまごっちゃうわ~。
しかもさっきサロンパスみたいな味の歯磨き粉で歯磨いたばっかだから口から湿布臭するし。
(終わってる…!)

そんな状態で、ぼんやり歩いて搭乗口の近くに向かってるときに
ふと遠くから前の方にいる集団を見つけて、

「おや、なんか向こうのほうにやたらたくさん背の高い人と金髪の人とブラジル人っぽい人と、
やたらシルエットがテツローサンっぽい人
がいるなー…

ってことはあれチームご一行様の一団じゃね?!やべ!!」

と、大変にびびりまして。

まぁ自分が知ってる方は広報さんくらいしかいないんですけど、
こんな姿がデフォルトだと思われたら人としてあれなので、
慌ててトイレに駆け込みかろうじて普通の社会人の雰囲気に擬態してから、
何食わぬ顔で挨拶に行ったのはわたしと地球のみんなだけの秘密だよ☆キャピキャピ!

教訓:海外でも知っているひとに会うことはあるので、
地元のコンビニに行くような姿・気持ち・うつろな目で行動するのはやめましょう。


…ってどうでもいいぃぃいいいいぃぃぃいい!!!!

しかもまた遠征関係なかったー。
すいませんでしたー。



というわけで、物陰で勝手にチームを熱くお見送りして、
少し後発の、ホーチミン行きの便で、わたしも広州を後にしたのでした~。

ばいばい、広州。
わたしは、きっとまた来るよ。

まってろよな!!


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⇒というわけで。
ACLへのこの重すぎるわたしの愛だとか、2013年のCWCも始まって広州恒大への思いも
いろいろありすぎて長くなりそうなので、総まとめ編に続かせてください…!
(長いけどあと1回で終わるのでよろしかったらお付き合い…くださいまー!)